取手古本モール

 古本市をやっているという元イトーヨーカドーの2階へ。以前もこの場所では古本市をやっていたことがあって、立ち寄ったのだが、その時は値段に関わらず、ほとんど欲しい本がなかった。しかし、今日はあきらかに品揃えが違う。黒い本や雑誌などから新しい文庫など、幅広く古本屋らしい本が揃っている。
 「3月18日、取手古本モール誕生」(取手古書モール、だったかな?)というはり紙があったので、レジの人に「今だけですか?」と聞いてみると「いえ、ずっとやりたいと思っているんですけど」という返事。期間限定の古本市ではなく、常設の古本売場なのだ。茨城県南の古本屋さんが数軒集まっての出店。私が取手に住んでいた頃はたぶん取手駅の近辺に古本屋はなかったと思うから、これはぜひ継続して根付いてほしい。売り場は「モール」といってもスーパーの催事場のような感じなのだが、品揃えはけっこう良く、手ごろな値段の本も多かった。
 山室静編著『新編世界むかし話集』(現代教養文庫)のシリーズを105円で6冊、宇野亜喜良のカバーイラスト・挿絵の栗田勇著『愛奴物語』(新書館)を525円、大伴昌司監修『世界怪物怪獣大全集』(キネマ旬報社)を800円など、応援する気持ちも込めて16冊購入。今後里帰りした時は、ブックオフではなく、一番にここに来よう。
 取手近辺の方はぜひ、「取手古本モール」へ! 元イトーヨーカドーの2階です。
 深夜、帰宅。朝まで梱包業務。