探偵!ナイトスクープ アホの遺伝子

 品川駅前のホテルのラウンジで打ち合わせのあと、昼食は品川駅近くにできた「品達ラーメン麺達七人衆」の中でラーメンと餃子。出された冷水のまずさにびっくり。冷たければあまり気にならないはずなのに、けっこうきつい。ラーメンと餃子はおいしかった。
 駅近くのくまざわ書店で、松本修探偵!ナイトスクープ アホの遺伝子』(ポプラ社)、『きららの仕事(9)』を購入。ここの品揃えはけっこう趣味に合う。松本修は「探偵!ナイトスクープ」を立ち上げたプロデューサーで、あの『全国アホ・バカ分布考』(新潮文庫)の著者。間違いなく面白そうだと思いながら、迷って値段を見たら、なんと1,143(+税)円。ハードカバーで324ページもあるというのに。関西圏で売ることを意識してできるだけ安くしたかったのだろうが、それにしてもずいぶん安い。移動中、読みはじめると予想通りの面白さ。しかし、『探偵!ナイトスクープ』、この春からテレビ朝日が放送してくれないので東京では見ることができなくなってしまった。
 次は原宿のブックオフ、どうもタイミングが悪かったらしく、あれだけ広い店内なのに、100円で買えたのは2冊のみ。小林秀雄『近代絵画』(新潮文庫)、根本順吉『江戸晴雨攷』(中公文庫)。
 なんとなく物足りなくて、帰りがてら品川駅構内の新刊書店ものぞく。『きららの仕事(7)』と水野基義『インターネットで儲ける週末副業術』(知的生きかた文庫)を購入。たまに『インターネットで儲ける‥‥』のような本を読むと見落としていた基本に気付くことがある。この本もけっこう勉強になる。
 そういえばこの春くらいから文庫や新書のカバーデザインがいくつか一新されている。新潮選書、講談社メチエ、小学館文庫など。どこも前よりいい感じだと思うのだが、講談社現代新書のリニューアルには驚いた。目立つ、けど、ちょっと‥‥。新書は新規参入が相次いで棚の取り合いが激しいから、目立つことを優先したのだと思う、けど、ちょっと‥‥。