「第2回フリマでミニミニ古本市」は悪天候で‥‥

kenji-books2005-09-25

今日は品川インターシティフリーマーケット会場で「第2回フリマでミニミニ古本市」。わが古本うさぎ書林に加え、古本海ねこ、古書わらべ、電脳書房のネット古書店4店鋪がそれぞれ1ブース、軒を並べて4ブースで10メートルの長さになった。けっこう目立つ。
しかし「台風17号上陸か!?」「降水確率80%」という最悪の天気予報で、前日には身の危険を感じるほどの状況だったら出店を見合わせることも検討していた。実際には雨は降らなかったものの、終日強風が吹き荒れ、お客さんが少なかった上に、前回目立っていた高額な商品を買ってくれそうな客層が見当たらず、ヒマな時間が多かった。終日風雨で売り上げもゼロに近いということも覚悟していたので、その状況と比較すれば、悪くなかったと思うしかない。
古本うさぎ書林の成績は販売点数95点、売上げ29,700円。快晴だった前回の136点、60,800円を上回ることを目標としていたのだが、悪天候には勝てなかった。4店鋪での合計売上も設定していたのだが、もちろん、こちらも遠く及ばず、であった。
売上げが伸びなかったのは天候の影響ばかりではなく、品揃えもよくなかった。前回売れなかった文学書は在庫があるからつい持っていってしまったけれど、やはり売れなかった。前回売れたアメリカのオールドマップはなんとなく持っていかなかったが「地図はありませんか」と聞かれる。フリーマーケットには骨董市などから流れてくるお客さんがある程度いて、そうした人は天候に関わらず来てくれるようだ。次回、10月23日(日)の「第3回フリマでミニミニ古本市」はこのあたりをもっと意識しようと思う。

終了後はファミレスに集合。本当は「とりあえずビール」という気分なのだが、車なのでお茶。古書わらべさんに古書組合に入った時のことなど聞いたり、いろいろ雑談。結局は「思うように売れないねえ」という内容なのだが「フリマでミニミニ古本市」の目的はネット古書店の親ぼくでもあり、とても楽しいひとときを過ごす。みんなネット以外でも売りたいと思っているので、きっと近いうちに違った形のイベントに発展するに違いない。