古本うさぎ書林の10大ニュース

でかけたついでにブックオフ阪急大井町店による。
単行本500円、新書250円、雑誌半額、10,000円以上のDVDが3,000円OFFなど、いろいろセール中。
文庫、単行本、DVDなど、14,000円分購入。
夜、「彷書月刊」の目録原稿を終わらせる。
今年もいろいろありました。

2005年、古本うさぎ書林の10大ニュース(順不同)

1. 一箱古本市に参加
4月30日、「不忍ブックストリート」関連企画[一箱古本市]に参加。
谷中、根津、千駄木界隈に一箱の本を持ち寄って販売するという南陀楼綾繁さんが立ち上げたイベントは、見ず知らずの本好きが集まって本を売るという、アヤシゲでありスリリングな体験だった。本好きが集まると楽しい、ということを再認識させてくれた、大きな出来事だった。
2. フリマでミニミニ古本市開催
一箱古本市があまりに楽しかったので、自分なりにできることをやってみようと思い付いたのが、フリーマーケット会場でのミニミニ古本市。最低3店鋪、3ブース以上軒を並べることを基本として7月にスタート。12月までに5回も開催。本を売ることの楽しさ、難しさを体感できた。古本うさぎ書林を含め9店鋪が参加。この小さな古本市の意味というのは、来年以降、各店の動向に反映されてくるに違いない。
3. ハートランドから石田書房へ
11月までお世話になった西荻窪ハートランドさんと入れ代わる形で、10月に阿佐ヶ谷にオープンした石田書房さんで棚を借りて販売を開始。ハートランドさんは海外文学などを得意とする古本屋だったので、基本的に文学を扱わない古本うさぎ書林としては、あまりよい成績ではなかったけれど、石田書房さんは映画中心の品揃え。よりよい提携関係になるようにしたい。
4. 月商100万円達成
10月に一度だけ、ネット販売の月商で100万円を達成。これはうれしかった。アマゾンや楽天フリマにほとんど頼らずに90万円近くを自店のサイトで販売できたことがよかった。
5. 年商500万円達成
ネット販売にハートランド、石田書房、フリマを加えた古本うさぎ書林の年商が500万円を突破。こんな金額で喜ぶのもどうかと思うが、やっとたどりついたのだ。しかし、これまでの仕入れ、販売の方法もそろそろ根本的に変えていく時期が来たと思う。
6. アマゾン、楽天フリマ撤退
月商100万円達成を機に、アマゾンマーケットプレイス楽天フリマでの販売から完全に撤退した。一時期はこのふたつで月20万円くらいは売っていたのだが、価格競争に嫌気がさす。ずいぶんお世話になったし、古本うさぎ書林の成長には欠かせない存在だったけれど、さらなる成長にはマイナスになると判断した。
7. 日記をブログに移す
いつからか、キーワードを検索しているとhatenaにたどりつくことが多くなった。そしてお気に入りの日記もhatenaの人が多く、シンプルで使いやすそうだったので、日記をhatenaに移動。想像していた以上に楽しくて更新も容易になった。
8. ブックオフから古書展へ
開業当時の仕入れはブックオフ中心だったが、最近はせどりの流行で魅力的な本に出会える確率が低くなった。そのためというわけではないけれど、今年は古書会館の古書展やデパートの古書市などがせどりの中心になった。しかし、それ以上に多いのはお客さまからの買い取りで、仕入れの8割以上は買い取りによるもの。
9. 京都古本せどり
ついでではあったけれど、「ミステリーファンのための古書店ガイド」を片手に京都市内の古本屋を巡る。慣れない京都の暑さで体調を崩したけれど、楽しい思い出。やっぱり快感、気持ちいい。いつか古本市に合わせて京都を訪れたい。
10. 古本うさぎ書林、太る
2月、それまでひと部屋で納めていた在庫が慢性的に溢れ出して、もうひと部屋使うことになった。全部で10畳ほどを古本うさぎ書林のスペースとして使っているが、これが我が家では限界。今では、そのスペースでも足りなくなりそう。あとは、思いきって処分するか、外に倉庫を借りるかだが、今の売り上げでは倉庫代は出せない。今のスペースで売り上げだけを増やすべし。