100万円にはなるでしょ

高円寺の建築事務所まで建築関係の本と雑誌の買取り。
「古い建築雑誌がたくさんあるんですけど」
という電話をもらった瞬間には「戦前のかな?」と期待したが、
良く聞くと、10〜20年くらい前のものだった。
こちらが考える「古い」とはギャップがあるなあ。
比較的売りにくい時期のものだけれど、たくさんありそうだし、
単行本もあるというので、とにかくでかける。
到着すると、想像していた以上にいい本がたくさん積んである!
しかし「そちらは、引っ越し先に持っていく本です」と言われる。
残念!
案内された大きな本棚の中から売り物になりそうな本と雑誌をピックアップ。
そうでないものは遠慮させていただく。
買取り代金15,000円を支払って、車に積む。
と、「それだけあれば100万円くらいになるでしょ」と言われる。
「そんなになりませんよー!」
「じゃあ、50万円くらい?」
「50万円にもなりません」
100万円分の本を15,000円で買ったと思われたのかと思うとちょっと悲しい。
かなり誠実な査定だったのになあ。

夜、ゆうパックで届いた6箱を開けて中身を確認し、
メールで査定金額を伝える。
多少難のあるものも入っていたが、内容はよし。
売り主はヘビースモーカーらしい。この点はマイナス査定。

今日は本が増えた。
また廊下の幅が半分になってしまった。
気合いを入れて売らねば。