まもなくオープン6年目

本屋でSEO対策の本を買ったり、ユニクロでポロシャツ買ったり、昼寝したりして、ゆっくり過ごす。
夜は、週末の注文本を梱包したり、目録の文章を打ち込んだり。
日曜日の夜は時間の経過が平日とはまた違う、過ぎてしまうのが惜しいまったりとした時間。

「やっぱり将来はお店を持ちたいの?」
古書組合の先輩たちから、何度も言われた言葉。
実店鋪は「お店」だけれど、ネット上の店鋪はあくまでも「仮想」であって、お店とは認められていないのである。いろいろな違いはあるけれど、自サイトで販売している古本屋は「お店」を持っていることになると思うが、現実にはあまり認められていない。
認められない理由のひとつが、現実的にネット販売だけで食っている古本屋が少ないことだろう。
しかし、古本うさぎ書林は、もうひと息(あるいは、もうふた息)というところまできたような気がする。あとは、これからも自サイトでのネット販売に集中することが大切だと思う。古書組合に入ったことで、その気になれば一度にたくさんの本の仕入れが可能になった。しかし、即売会などのイベントや店売りなどに販売先を分散してしまっては、結局ネットがおそろかになる。自分は要領のいい方ではないので、ネット販売と市場での売買で限界。
ともかく、2001年7月15日、ネット上に古本うさぎ書林をオープンさせて、丸5年、6年目に入ることになった。これまでに使ってきた時間を資源として大切に活かすために、自サイトでの販売を楽しんでいこうと思う。

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