映画と本屋3軒

知人の漫画原作者の仕事場で恒例の映画鑑賞会。うらやましい120インチのスクリーンで、映画ではないけれど、「ミステリーゾーントワイライトゾーン)」傑作選の第2回目。ロッド・サーリング脚本特集ということで「こびと虐殺」など4作品を見る。

その前にせっかく出かけるので、まずは品川駅構内の新刊書店で、伊藤昭久『チリ交列伝 古新聞・古雑誌、そして古本』(ちくま文庫)と、野村宏平『ミステリーファンのための古書店ガイド』(光文社文庫)を購入。

次にブックオフ原宿店に寄る。すると、単行本2冊1,000円のセール中だった。
100円で平井吉夫編『スターリン・ジョーク』(河出文庫)と、セールの単行本から、森村泰昌『女優家M 演技の花道』(晶文社)、上原正三金城哲夫 ウルトラマン島唄』(筑摩書房)、黒沢清『映画はおそろしい』(青土社)、ロバート・レーシー『愛しのグレース』(近代文藝社)の4冊。最近はブックオフにいくことが少なくなってきている。そこで、財布に入っていたサービス券を期限切れになってしまうともったいないので全て使う。950円分あったのでずいぶん安く買えた。

根津駅で下車して、古書店オヨヨ書林へ。相変わらず店内の棚は良い本で埋まっている。
田山力哉市川雷蔵かげろうの死』(講談社)と佐藤忠男編『脚本 日本映画の名作2』(風濤社)の2冊を購入。「かげろうの死」は良く見る現代教養文庫ではなく、講談社発行の単行本の方。初版・帯付で状態も良いわりには、手頃な価格だった。

新刊書店、リサイクル書店、古書店と、まったく違う本屋を3軒回って、気持ちの良い午後。

漫画原作者から最近でたコミックを2冊いただく。

家を出る時にリュックはからっぽだったが、家路についたときには11冊の本が入っていた。