4月のまとめ

4月29日

五反田の古書会館まで市に出品する本を運ぶ。
これで廊下に置いてあった本がなくなり、ほとんどの本が(まだ全部ではないけど)書庫に入った。本来在庫は多い方がいいのだが、ここ数回に渡って業者の市に出した本は未整理のままだったので、これでいいのだ。
お客さまからの買い取りも順調なので、この調子で在庫を入れ替えていこう。古書組合に入ってまだ2週間だけど、目標としている古本屋の姿に向かって歩めそうな気がしている。

具体的にはこれまで以上に専門的な品揃えにすることでまとめ買いと増やして客単価を上げる。梱包と発送業務も月間100個くらいで、業者市とネット販売を合わせて年商ピーナッツ10個。ここ数カ月の客単価は5〜6,000円だから、プラス業者市の売り上げを加えれば夢のような話ではないし、このくらいは努力でカバーできる範囲だと思う。

問題は品揃えの専門化を進めるための業者市での入札だ。あたり前の話だが、良質な本であればあるほど新人が簡単に落とせるものではない。聞いてはいたけれど、実感した。
新人の魚屋が築地で一番いい魚を買えないのと同じこと。
驚く程高額で取り引きされるので、単品で考えずに、トータルで利益を出す思考に切り替えることが必要なのだけど、それが難しい。

4月のまとめ

仕入額:今月から秘密
ネット部門売上額:348,150円
古書組合に入ってまだ2週間だけど、けっこう楽しい。入って良かった。仕入れもそこそこ出来ているが、まだネットの売り上げにはほとんど繁栄されていない。しかし未整理の在庫が業者市でけっこう売れたので、それに石田書房さんの売り上げをプラスした古本屋としての4月の売り上げは想像していた以上によかった。
さて、5月である。
いろいろなブログを読むとゴールデンウィークは売れないという話題が出ているが、古本うさぎ書林を開業してから過去4回の5月はいずれもよく売れた。4月の仕入れの内容がいいということもあるかもしれないが、今年も楽しみにしたい。というか、6月のワールドカップの期間は売れないだろうから、5月に売れてくれないと困る。

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