ミゾグチとヴィスコンティ

朝9時前に出かける。北区まで出張買い取り。23区内だが、けっこう遠く、渋滞がなかったのに到着したのは10時すぎ。1時間半の小さな旅。
今日の買い取りは歴史関係の古本。状態のよいものばかり数百冊。故人の遺品。内容や状態から察するに、もっとたくさんの蔵書があってもいいのではと思って聞いてみると「十数回の引っ越しの度に処分していたので」とのこと。納得。
近所の親戚のお宅にも急きょ伺うことになった。こちらも故人の遺品。歴史小説や江戸東京関係など数百冊。車が本でいっぱいになった。本を縛っている最中、ずっと故人の思い出話をしているので「きちんと次に読みたい人の手に渡るようにします」と言うと安心していただいたようだ。

神田の古書会館で昨日落札した本をピックアップして、五反田の南部古書会館へ。今日買い入れた本を下ろして少し仕分け。
夕方帰宅。

夜、五反田古書展の目録書き。150点のうち110点分終了。もうひと息。

ルキノ・ヴィスコンティ溝口健二関係に注文相次ぐ。どちらも大好きな映画監督。NHK-BSで特集放送されたりDVDの発売などがあるとそうした映画の関連書が動く。だからといって、新刊みたいに在庫を急に持つわけにはいかないのだけれど。


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