買取と4冊だけせどり

川崎まで出張買取。先日雨で延期となっていたが、今日は気持ちよく晴れた。
メールでは「値うちのある本はありませんが」ということだったが、段ボール箱に5〜6箱分か、もっとありそうなので、何かあるだろうと思って出かける。
しかし、依頼主の言っていた通りだった。積極的に欲しいと思う本は20冊に満たないくらい。まあ、こういうこともある。しかし、買取金額を伝えると「値うちのある本はない」とおっしゃっていたはずなのだが、想像以上に安く感じたようで、しばし悩まれてしまった。しかし「これでもかなり高い方だと思います」と言う。これは本当に本当。たぶんブックオフでも他のふつうの古本屋でも、うちが提示した金額の半分くらいだと思う。
「買うのは大変だった」という依頼主の横で、奥さんは「それだけの金額になったのだからいいじゃない」と納得していた。
結局は提示した金額で納得していただいた。本を縛って車にのせる作業を、ずっと横で見ていた。きっといろいろ思い出があるのだろうな。

段ボールひと箱分だけ持ってかえることにして、あとは帰り道のブックオフへ売る。これはほとんどお金にならなかった。
ついでに4冊せどり。西条道彦「テレビドラマ創作講座」(映人社)、大場啓志「三島由紀夫 古本屋の書誌学」(ワイズ出版)など。

帰宅後、宅配買取の本が2箱とどく。
すぐに開包して中身をチェック、メールで査定金額を伝える。

新たな注文分を梱包して発送。

気がついたら今月も折り返し。
一箱古本市に出品する箱に少し本をつめてみた。