ひさしぶりに半日せどり

　今日は久しぶりに朝からせどりだ！と張り切って出かけたのだが、横浜から町田に向かうために横浜線に乗り換えたとたん、前を走っていた電車が車両故障で止まってしまったらしく、新横浜でしばらく停車。地下鉄などを乗り継いで町田へ向かうという方法もあったのだが、まあ、そのうち動くだろうと思って車内で待っていた。ちょうど幸田文『流れる』（新潮文庫）を持っていたので、読むことにして。
　しかし、そのうち、そのうち、そのうちと思っていたのだが、いつになっても発車しそうな気配がない。気付いたら1時間も経過していたので、あきらめて横浜市営地下鉄、田園都市線、小田急線を乗り継いで町田へ。
　町田へつくとまだ横浜線の復旧のメドはたっていなかったようだ。

　ずいぶん遠回りをしてやっと町田のブックオフについたが、単行本、新書、文庫など、ほとんど欲しい本が見当たらない。手ぶらというのも悔しいので、在庫を持っているけれどそのうち売れるであろう、岡本太郎『自分の中に毒を持て』（青春出版社）、荒木経惟＋陽子『愛情旅行』（マガジンハウス）など、なんとか7冊買う。今日はダメか、と思ってすっかり元気をなくす。
　時間が予定より経過しているので他へ行こうかと思ったのだが、一応、地下のビデオ・ＣＤ売り場もチェック。ここでやっと面白いものを見つけた。落語のビデオ。『席亭高田文夫　艶笑バレ噺大全集』（ビクター）のシリーズを2本。いいね。少し元気が出た。

　町田の箱根そばで天ぷらそばを食し、向ヶ丘遊園のブックオフへ。
　今日はここが当たり。『山田太一作品集』（大和書房）を8冊、竹越与三郎『二千五百年史』（講談社学術文庫）を5冊揃で、瀬木慎一『名画修復』（講談社ブルーバックス）など、大きな店でもないのに迷わずに24冊。タイミングが良かった。三木明美『松坂慶子物語』（データハウス）も。これ、相当変な本だ。

　喜多見と豪徳寺で5冊追加して、今日は36冊とビデオ2本。量、質とも満足できるものになった。

　帰宅してメールをチェックすると、500冊の買い取りがまとまっていた。