「落語界」揃、など

 深夜、買い入れたばかりの落語関係の雑誌や本を新着本としてアップする。
http://www.miyukisha.co.jp/huruhon22.html

 以前は売れにくい本を400円均一コーナーを設けてそちらに移動したり、あるいは、定期的にセールを催したり値段を下げるなどしていたのだが、売れないから安くするということにずっと違和感を持っていた。期間限定のセールは盛り上がるし、イベントとして楽しいということもあると思うので、またいつか催すつもりだが。在庫も増え続けているし。
 ところで、最近は考えを変えて、早く手を挙げてくれたお客さまに安く提供するということを試みている。値段を2段階に設定して、一定期間経過したら、本来の値段にするが、それまでなら安く販売するというもの。特にセットで販売している冊数の多い本で試しているのだが、反応がいいように感じたら、これからも継続していきたい。
 
 買い取り希望のお客さま3件にお断りのメールを出す。ごめんなさい。どれも古本うさぎ書林で扱っている本や雑誌なのだけれど、わがままを言えば、今あるものではなくて、ないものが欲しかったりするわけで。まあ、売る側からすれば、すでに扱っているのになぜ、と思うかもしれない。
 例えば「東京人」「散歩の達人」「芸術新潮」とか、基本的に今は欲しくない。特に宅配買取だと重いから利益も出にくいし。だったら買取のページにそう書いておけば親切ではないかと言われるかもしれないが、例えば「東京人」の建築特集とか「芸術新潮」の岡本太郎特集を見つけたらたぶんせどりの対象になると思う。安ければ、だけど。「芸術新潮」だって、今の在庫を全部まとめて買ってくれる人が現われたとしたら、次の日には買い取りの対象になるかもしれない。そんなわけだから、百科事典のように絶対にダメ、と書ける本はなかなかないのである。