タイヤ交換/せどり

 午後、車のタイヤを交換するためにガソリンスタンドへ。作業が終わるまでぼんやりと待っているわけにはいなかいので、近くの武蔵小山と西小山の古本屋を巡ることにする。そのために古本屋の開いている午後にしたのだ。この近辺にはけっこういい古本屋がある。
 まずは、武蔵小山駅近くの九曜書房へ。ひさしぶりに来たけれど、相変わらず限られたスペースにいい本がぎっしり。ここは気にならない本がない。密度が濃いのだ。こういう古本屋にくると、自分の店の品揃えが情けなくなってくる。500円均一の棚から、『別冊新評ルポライターの世界』(新評社)、『つるべ・新野のぬかるみの世界』(サンケイ)、平岡正明山口百恵は菩薩である』(講談社)の3冊を購入。
 次は武蔵小山ブックオフ。欲しい本がほとんどない。小林秀雄『近代絵画』(新潮文庫)を見つけたけれど、しおりが切られていた。ひどいよ。結局ここでは教養文庫1冊のみ。
 もう1店古本屋へ、と思ったら定休日みたい。そのまま西小山まで歩くと、なんと目的の古本屋は2店とも定休日だった。残念。年中無休の店に慣れ過ぎてしまっていたかも。
 タイヤを交換した車を受け取って、ならし運転のつもりで、自由が丘のブックオフへ。携帯片手にマーケットプレイスの出品価格を調べている人がいた。本当に増えた。100円コーナーの本を10冊くらい棚から取り出して、次々にISBNコードを入力している。このやり方はちょっと邪魔。
 『少年よ 萩尾望都イラスト詩集』(白泉社)を200円で。
 次は奥沢のブックオフ。『日本の歴史』(中公文庫)の全26冊など30冊が買えた。
 密かにタイヤ交換代金を今日のせどりで稼ごうと思っていたのだが、ぜんぜん無理だったね。