古書市おさめ

今年はずいぶん古書展・古書市に足を運んだ。
それも銀座松坂屋で開催中のブックバザールでおしまいかと思うと無性に行きたくなってでかける。
新谷尚紀『寅さんの民俗学』(海鳴社)と、大正15年発行の『米国図書館建築(建築写真類聚)』(洪洋社)の2冊を購入。
会計を済ませようとしたら、本来は有料の目録を「30分前から無料になりました」と袋に入れてくれた。ラッキー。
古書に興味のある客に見えたのだろう。
もちろん、めぼしい商品は売り切れているわけだが、見るだけ、読むだけでも楽しめる。
帰りの電車の中で早速読む。写真がたくさんあって見ごたえのあるいい目録だ。
黒澤映画のプレスシートがまとめて出ていた。「生きる」のプレスシートは猪熊玄一郎が表紙絵を描いていて150,000円。うーむ、手にとって見たい。いい値段だが売れたのだろうか。